グラウンドカバー
グラウンドカバーtopimage

グラウンドカバー

グラウンドカバーとは、地被(ちひ)や下草といった地面を覆い隠す植物のことです。
土の表面のまま何も対策をしないと、毎年雑草が伸び放題になってしまい、ガーデニングといっても草むしりの作業ばかりになってしまいます。 地表の雑草対策としては、砂利やレンガ、コンクリートを敷き詰めたり等のペイビング(paving:舗装)もありますが、グラウンドカバーを利用した方法をおすすめしたいと思います。

グラウンドカバーをおすすめする理由

グラウンドカバーは植物の葉が直射日光を遮り、土の乾燥を防止するので、太陽熱の反射・地面への蓄熱を低くし、体感温度を下げると言われています。また、最近話題の「緑のカーテン」と同様に、植物の気孔からの蒸散作用により、周辺の気温を下げる効果もあります。

特に、建物など構造物の際を植物の緑で繋ぐと庭の印象を大きく左右させます。グラウンドカバー選びは庭のデザイン性をアップさせる重要なポイントになります。
グラウンドカバー
色彩の変化が距離に奥行きを感じさせてくれます。

グラウンドカバー選びのポイント

一般的に、グラウンドカバーには匍匐性のものが多く使われます。 グラウンドカバーを利用する目的のひとつは、雑草対策です。 匍匐性のグラウンドカバーが日の光を遮ることで、地際で雑草が繁殖しにくくなくなるからです。

ただし、こぢんまりした場所に庭をつくるときは注意が必要です。横に広がりやすい植物だけで景観を構成すると、のっぺりした単調な雰囲気になってしまうからです。
地植えの植物は、広がりすぎず、上にすっと伸びる形のものをポイントに採用すると空間が引き締まって見えます。 逆に、広い庭の場合は、全体のまとまりが付かなくなりやすいので、草丈の低いグラウンドカバーのものを活用すると、自然なバランスをつくることができます。
グラウンドカバーと小道"
特に、いくつかの植物と混ぜて植える場合は、葉の形状や色が似たものばかりが集まらないように気をつけて配置すると、リズミカルなメリハリのある庭になります。
最近は葉もののカラーバリエーションが増えて魅力ある品種が次々に登場しているため、グラウンドカバー同士の組み合わせを楽しむガーデニングもおススメです。

沿路脇におすすめのグラウンドカバー

通り道脇のグラウンドカバーには、タイムなどの香草がおススメ。香りのある植物を植えると、歩いた際に足元が植物に触れて、周囲に心地よい香りが漂ってきます。まさに、ガーデニングの喜びのひとつです。
香草では他にミントやカモミールなどもおススメです。
タマリュウアガパンサスなどは、根が強いことから、土壌の流出を防ぐ土留めの役目も果たします。また、通路脇に植えれば、ペイビングした通路への泥跳ね防止にも役立ちます。
グラウンドカバーとレンガ"
レンガや敷石などで作った沿路の場合は、道のエッジを隠すように、ゲラニウムやミツバなど少し草丈のある草姿の植物を植えましょう。シャープなエッジを曖昧にすることで、庭の一体感をアップさせ、全体をナチュラルに印象づけます。

シェードガーデンにおすすめのグラウンドカバー

「うちの庭は日陰だから・・・」なんて思っていませんか?実は、一年中・一日中まったく日が当たらないという住宅は稀です。 普段、家の中から眺める窓辺の高さと地面とは思ったよりも高低差があるので、よく庭を観察してみると、日陰と思っている庭でも特定の時間帯・場所だけは日が差し込んでいるものです。

何より、すべての植物が強い日差しを好むわけではありません。
多くの植物は、強い日差し、特に西日を苦手とします。午前中は日が当たり午後には日陰になるような「半日陰」といわれる場所での生育が適している植物がほとんどです。
そしてあまり日当たりを好まない植物というのも少なからず存在します。 山野草の多くは、強い日差しの元では生育できません。原生地の山の中では木々に覆われ、わずかな光の中で自生しているので、日差しがありすぎると株が弱って枯れてしまいます。


シェードガーデンと呼ばれるような日陰の庭では、斑入りのギボウシヒューケラなどのカラーリーフをグラウンドカバーとして上手に取り入れれば、日陰という鬱蒼とした庭ではなく、落ち着いた趣のある庭に仕上げることができます。
左の写真は、フイリヤブラン。日陰でこそ葉色が際立ちます。
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