ミツバツツジ

ミツバツツジ

ミツバツツジは、ツツジ科ツツジ属の落葉中低木です。

ミツバツツジ

本来は、雄しべが5本のものを指しますが、東国ミツバツツジや清澄ミツバツツジなど雄しべが10本の近縁種も含めた総称としても使われます。
関東から近畿の太平洋側に分布します。
3~4月頃に紅紫色の花を咲かせます。まだ他の木々が葉を広げる前の時期に、たくさんの色鮮やかな花をつけるので庭木にすると見ごたえがあります。
花が散ってから葉を広げます。枝先に三枚の葉がつくことからミツバツツジと呼ばれます。
挿し木や接ぎ木で殖やすのが難しく、園芸化はあまりすすんでいない植物です。特に雄しべが5本のミツバツツジは盗掘などにより野生種が限られています。

ミツバツツジ

ミツバツツジ

ツツジ科ツツジ属
学名: Rhododendron dilatatum
別名:
・落葉樹/中低木(樹高1.5〜5 m程)

ミツバツツジの育て方

ミツバツツジの育て方(植え付け、剪定、病害虫)を紹介します。

ミツバツツジの植え付け

日当たりのよい場所が適しますが、夏の強い日差しがあたるような場所は葉焼けしてしまいます。
やや乾燥に弱いので水切れするような場所は、適していません。
もともと山間部の尾根などに自生する植物のため、水はけが良く、やや湿り気のある肥沃な土壌を好みます。
植え付けに適しているのは、10月もしくは3月〜5月頃です。 ミツバツツジを植え付ける時には、樹木が根を良く張れるように大きめの穴を掘り、地中の石などは取り除いておきます。 掘り出した土の2〜3割ほどのバーク堆肥や腐葉土を鋤き込んで植付けると、通気性が良くなり寝腐れを起こしにくくなります。

ミツバツツジの剪定

ミツバツツジは、自然樹形を楽しむため剪定はほとんど必要ありません。
剪定は、樹形を損なう無駄枝や込み合った枝、強く横に張り出した徒長枝などを幹の付け根から取り除いて間引きます。
剪定は花後すぐに行います。
ミツバツツジの樹高を低く抑えるには、胴吹き枝を生かして主幹を低い位置できり戻すように育てます。

ミツバツツジの病害虫

ミツバツツジには特記する病害虫はありません。植える場所に気をつければ、初心者でも安心して育てられる樹木です。

ミツバツツジのネット通販

庭木の購入はネット通販が便利ですよ。現物が見られないというデメリットもありますが、気に入った品種や花色、珍しい希少種などが確実に購入できます。 現物の画像を掲示しているネットショップもあるので、ミツバツツジ購入時の参考になります。在庫保管のコストが抑えられる分、ネット通販のほうが店舗価格より安い傾向があります。

ぐりーんぐりーん 存在感ある樹形のミツバツツジミツバツツジ樹高1.5m前後
インターフェース市 ミツバツツジ 5号ポット
GRANDY 生垣・低木 ミツバツツジ 紫花 H500?700
ガーデンタウン 人気!品種によって様々♪種類や花色、お気に入りの一本を!ミツバツツジ

庭のミツバツツジ

実家の裏庭に植えられていたミツバツツジを引っ越し祝いとして貰いました。春先取りに開花する様が大変キレイなので、エントランスの突き当たり真正面に植えつけています。 開花期間が短いのが残念ですが、インパクトある樹木ですよ。 雄しべが10本なので、ミツバツツジの近縁種だと思いますが、詳細は不明です。