ヒペリカムとは・・・
オトギリソウ科
学名:Hypericum
別名:コボウズオトギリ(小坊主弟切)
半常緑/低木(20〜150 cm)
ヒペリカムは、ヨーロッパ南部を原産地とするオトギリソウ科の低木で、キンシバイ(H patulum)やビョウヤナギ(H chinense)の近縁種です。
常緑で花や斑入り葉を楽しむヒペリカム・カリシナム(H calycinum)とその交雑種のヒペリカム・モゼリアヌム(H×moserianum)、半落葉で主に実を楽しむヒペリカム・アンドロサエマム(H androsaemum)が主に流通しています。
特に、アンドロサエマムは切り花だけでなく、実つきが良く、また赤やピンクなど実の色の鮮やかな改良品種が出回るようになったことでアレンジによく用いられています。
花期は6〜8月、花色は黄色で、カリシナムはやや大きな花。アンドロサエマムは小さな花です。
葉は緑ですが、改良種として黄金葉やピンクと白の斑入り葉をしたトリカラーなどがあります。
品種によって樹高は異なり、カリシナムやトリカラーは矮小で50 cm内外、ヒドコートは1.5 mくらいまで成長します。
庭木の購入はネット通販が便利ですよ。現物が見られないというデメリットもありますが、気に入った品種や花色、珍しい希少種などが確実に購入できます。
現物の画像を掲示しているネットショップもあるので、ヒペリカム購入時の参考になります。在庫保管のコストが抑えられる分、ネット通販のほうが店舗価格より安い傾向があります。
黄金葉のヒペリカム・ゴールドフォームはグランドカバーに最適です。
春の黄色い新葉や秋の紅葉など、四季を通して美しい葉を見せてくれます。