ヒューケラ

ヒューケラ

ヒューケラは、リュウゼツラン科フォルミウム属の多年草です。

ヒューケラ

ヒューケラは、海外で盛んに品種改良が行われ、次々に新しい株が紹介されています。
元々は山の岩場に自生するツボサンゴの種類がよく栽培され耐暑性には適していませんでしたが、ヒューケラ・ビローサを掛け合わせてからは耐暑性が増して暖地でもよく生育する品種が増えてきました。近縁のティアレラとの属間交配も行われています。
5月〜6月に細い花茎を伸ばし小さな花を咲かせますが、花よりも葉色を楽しむグランドカバーと言えます。
交配により非常に多くの園芸品種があり、赤系、黒系、緑系からシルバー、キャラメルなど葉色が豊富です。ヒューケラ‘ライムリッキー’のように薄黄緑(春)→ライムグリーン(夏)に変化する品種や、葉の縁が波打ったフリンジ状のヒューケラ‘アンバー・ウェーブス’、葉脈が赤褐色をしたヒューケラ‘ビューティー・カラー’などが人気です。

ヒューケラ

ヒューケラ

ヒューケラ
別名:ツボサンゴ、ホイヘラ
学名:
草丈:約20〜40センチ

ヒューケラの育て方

ヒューケラの育て方(植え付け、剪定、病害虫)を紹介します。

ヒューケラの植え付け

ヒューケラの植え付けに適しているのは、10月〜5月頃。真夏を除けば大体いつでも可能ですが、霜で株が弱ることがあるので春に植えつけるのが一番適しています。ヒューケラは強い日差しで特徴的なカラーリーフが色褪せないように半日陰か木陰を選んで植え付けることをお勧めします。
植え付けの際には、腐葉土などを鋤き込んで水はけ良くします。

ヒューケラの剪定

ヒューケラは特に剪定の必要はありません。品種によっては、花の観賞価値があまり高くないので切り取ってしまうこともあります。
ヒューケラは、冬季は常緑(といっても、色は品種によって異なります)で休眠します。

ヒューケラの病害虫

線虫類のネマトーダやうどんこ病が報告されていますが、個人的には、コガネムシの幼虫に根を食害されることが多いように思います。 8~10月にかけて、水切れでもないのに葉が枯れてきたら、幼虫に根を食害されている恐れがあります。 鉢植えの場合は、枯死する可能性が高いので要注意です。

ヒューケラのネット通販

庭木の購入はネット通販が便利ですよ。現物が見られないというデメリットもありますが、気に入った品種や花色、珍しい希少種などが確実に購入できます。 現物の画像を掲示しているネットショップもあるので、ヒューケラ購入時の参考になります。在庫保管のコストが抑えられる分、ネット通販のほうが店舗価格より安い傾向があります。

ここなぎ ツボサンゴ(ヒューケラ) パレスパープル
産直花だん屋 日陰に強い!単品4号【ヒューケラ】つぼさんご 緑葉
花みどりマーケット ヒューケラ ドルチェライムソルベ
SORA 葉脈間が紫色になるきれいな品種!!ヒューケラ ブラックベリージャム
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ペットエコ&ザガーデン 季節の宿根草 カラーリーフ ■宿根草■ヒューケラ カサンドラ
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庭のヒューケラ

2011年5月に近くの園芸店でドルチェシリーズの‘ピーチパイ’(気温が低い時期は赤い葉色)と‘ブラックベリージャム’(気温が高い時期は黒い葉色)を購入しました。3号ポットで1つ398円でした。斑入りのギボウシやツルニチニチソウの近くに植付けました。グランドカバープランツの配色が単調にならないように配置しています。
2012年 ひと冬を越して株が強くなったのか、今年はどの株もひと回り大きく育っています。 特にブラックベリージャムは、濃い紫色の葉脈がきれいで、とてもいいアクセントになってます。