イキシアは、南アフリカ原産の半耐寒性球根です。茎を切るとネバネバした液が出るので、ギリシャ語のイクオス(鳥もち)から命名されたといわれています。
細く強い茎を伸ばし、6弁の小花を穂状に咲かせる優美な雰囲気で、切り花としても人気があります。
早生種のカピラリス、中生種で青紫系のモナデルファ、晩生種で藤色のポリスタキア、晩生で黄色のオドラタなどの原種があり、また、交配によって生まれた数多くの園芸品種が出回っています。
イキシアは耐寒性が強くないので、寒い地方では鉢植えにし室内で育てたほうが安心です。関東地方の暖地で地植えする場合は、11月下旬に植え付けて、葉が伸びていない状態で冬越しさせると良いでしょう。
また、南アフリカ原産の植物ため、湿度の低い高温できれいに開花します。
