マサキ

マサキ

マサキは、北海道から九州にかけて自生するニシキギ科の常緑広葉低木です。

マサキ

マサキは、潮風にも強いことから海岸近くの森によく見られます。成木の樹高は3〜5 m程に成長しますが、刈り込みに強く、また排気ガスなどの大気汚染にも比較的強いこともあって生垣などによく利用されています。
葉が大きいオオバマサキ、葉の中央に黄色の斑が入るキンマサキ、縁に黄色の斑があるキフクリンマサキなど、いくつかの園芸種があります。 6月ごろに咲く花は小さくあまり目立ちませんが、秋に裂き開くニシキギ科特有の紅色の種子がとても美しい植物です。 葉のよく似ているツルマサキはツル性の常緑低木のため別品種です。

マサキ

マサキ

ニシキギ科ニシキギ属
学名:Euonymus japonicus
別名:シタワレ、フユシバ
常緑樹/低木

マサキの育て方

マサキの育て方(植え付け、剪定、病害虫)を紹介します。

マサキの植え付け

日当たり、水はけの良い場所を好みますが、土質は選ばず、またマサキは耐陰性が比較的強いので、明るい日陰でも生育に問題ないようです。
ただし、葉に斑入りのものは、日が強すぎる、又は日が弱すぎる場合は、綺麗な斑が出難くなるので注意が必要です。
植え付けるときには、樹木がよく根を張れるように大きめの穴を掘り地中の石などは取り除いておきます。 掘り出した土の2〜3割ほどのバーク堆肥や腐葉土を鋤き込んで植え付けると通気性が良くなり、根腐れを起こしにくくなります。

マサキの剪定

マサキは生育が早いので年に数回の剪定が必要です。
強い刈り込みにも耐えるので、生け垣や造形も出来ます。もちろん自然樹形も楽しめます。
葉が密生すると株が弱り、下枝の葉が枯れてくることがあります。枝を切り詰めて(切り戻して)あげると、新芽が出て株が若返ります。 夏の日差しが強い時期に切り戻してしまうと、新芽が日焼けして枯れる原因になるので、3月頃に行います。

マサキの病害虫

ユウマダラエダシャク(黒地に黄色い斑点のシャクトリムシ)やツノロウムシ(灰色の蝋殻をしたカイガラムシ)がつく事があります。
また、葉が混み合い風通しが悪くなると、うどん粉病が発生しやすくなります。

マサキのネット通販

庭木の購入はネット通販が便利ですよ。現物が見られないというデメリットもありますが、気に入った品種や花色、珍しい希少種などが確実に購入できます。 現物の画像を掲示しているネットショップもあるので、マサキ購入時の参考になります。在庫保管のコストが抑えられる分、ネット通販のほうが店舗価格より安い傾向があります。

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庭のマサキ

マサキは常緑樹ですが、白や黄色の斑入り品種が人気で、葉の美しさを楽しめます。 耐陰性があるので、明るい日陰でも成育し、また刈り込みにも強いので生垣に利用されます。シェードガーデンなどでも活躍します。